グリップの形状について

へら竿のグリップの形状、素材は年々研究が進み、変化してきています。
へらぶな釣りでは竿を振る動作、合わせる動作などがありますので、
次のように大きく2つに分類して考えてみました。

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①竿を持ってエサを打つ動作
②アタリが出て合わせ、取り込むまでの動作

①は力を入れて持つ必要がありません。
②は①に比べるとグリップ、腕、肩、背中などに力が入っています。
この2つの動作を考えたとき、私は②の状態で「使いやすいグリップ」を開発する必要があると思ってます。

強く合わせると魚が暴れ、優しく合わせるとそうでもないことを実感していると思います。その際、
③腕に力が入れば入るほど魚に違和感が伝わり、暴れます。
④ソフトに持てたほうが、③よりも暴れません。
では④のグリップの形状とはどのような形か。

「力を入れて握る」とき、小指と薬指、中指に力が入ります。
竿尻が細い設計だと持ちにくいため、小指と薬指に余分な力が入り、ソフトに持てなくなります。
ところが小指と薬指にあたる部分にある程度の太さがあると、余分な力を入れなくても持てるようになります。
その結果、疲れにくいということにつながります。

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写真で2つのへら竿のにぎりを比較します。
右の握りは竿尻が細いので小指と薬指に余分な力が入ります。

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左の握りは合わせ時に力を入れやすい形状です。それは竿尻にある程度の太さがあるからです。

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アタリが出て、合わせて乗る。このとき、かなりの力が腕に入っているはずです。グリップ、前腕、上腕、肩、背中。
この時ソフトに持てれば、やり取りも楽しめますよね。
さらに握りを補助してくれるのが以前紹介したグローブということになります。

月光柔では使いやすい「新袋網み握り」が採用されてます。
太い糸と細い糸が組み合わされていて滑らず、合わせ時の持ちやすさを考えた形状です。
ダイワのグリップはこういったところも日々研究されており、進化しているのです。






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by 8989ksk | 2018-07-08 19:11 | Comments(0)

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by かわせみ